2012年2月18日土曜日

ここで、伝送距離センサ高出力に位置しています

史上最強サイバーショット『DSC-TX300V』発売前レポート:C-TECバックルーム3:So-netブログ

今年になってからソニーさんの規定が非常に厳しくなってしまい、以前の様に発売前に試用機をお借りしてのレポートなどができなくなってしまいました。

販売店向けの新製品発表会などで実機を見させてもらうことはあるんですが、撮影させてもらったり、また写真を撮ってもそれをWEB上に掲載することができません。なのでカタログ、取説などを通しての情報くらいしかないんですが、現時点で私が気になることはほぼすべて調べてきました。

実機を長時間お借りしての確認作業というか試用をしていないので、今まで以上にあやふやな情報があるかもしれませんが、あくまでも試用機などでのお話ですので製品版とは違う仕様になっている可能性もあります。ご了承の上、レポートにおつきあいいただければ幸いで� �。

 

いやぁ、しかし厳しいというか、以前はショールームなどで取材すると他のお客様に迷惑がかかるから、ということで営業所から短時間、実機をお借りして取材させてもらったりしていたんですが、今度はショールームやイベントに行ってください、という話になっています。(正式なガイドラインを策定中なんだそうで、現在はその案内を待っているところです。)

しかし、お客様からうかがった話ですが銀座ソニービルショールームでもこのモデルに関しては撮影禁止になっているとのことなので、もう手も足も出ません。

今後はもしかしたら製品版が発売されてからでないと、レビュー記事などの作成ができなくなるのかもしれません。

当店にとっては非常に大きなダメージなんですが、今回は「CP+ 2012」というカメラ写真ショーがたまたま開催されていたので、そこでいろいろお話をうかがったり、実機を試すことができました。これからは、こういうイベント情報を今まで以上に集めて出かけていかないといけませんね。

 

さて、こちらがそのサイバーショット「DSC-TX300V」です。すでに詳細は製品情報ページに掲載がありますがサイバーショットTシリーズ伝統のスライドカバーがなくなり全面ガラスのデザインになってます。

ちなみにこれは電源を入れた状態。

こちらは電源を切った状態です。レンズ部、フラッシュ部は電源を切ると自動でシャッターが閉まる様になっていて、持ち歩くときはこうしてすべてがふさがる様になります。

これは使用していないときにレンズを守るためとかセンサーを守るため、とかの意味はないそうで、デザイン上の理由からこうした機構が組み込まれているとのこと。デザインにこだわるソニーさんならではの仕様の様です。

底面のフラップを開けると、N型バッテリーとメモリーカードスロット、あとはマイクロHDMI端子、マイクロUSB端子がすべてパッキンの中に収められています。

CP+で展示されているモデルには通常のNP-BN1が入っていましたが、製品としてのDSC-TX300Vに同梱でついてくるバッテリーはこれではありません。

「NP-BN」という専用の同梱バッテリーが付属します。NP-BNとNP-BN1の違いですが、どういう仕様の違いがあるのか私もわからないんですが、「NP-BN」が登場した2011年夏以降のサイバーショットでNタイプバッテリーを同梱しているモデルでしか使えないバッテリーとなっています。

ややこしいんですが2011年春以前に発売のサイバーショットモデルでは「NP-BN」は使えません。


予備用バッテリーとして販売されているのは「NP-BN1」で、これはNタイプのサイバーショットならどのモデルでも利用ができて、DSC-TX300Vでも利用は可能。ややこしい話になっていますが、DSC-WX7など、昨年春モデル以前のサイバーショットにはTX300Vの同梱バッテリーは使い回せませんのでご注意ください。

メモリーカードはマイクロSDカード、もしくはメモリースティックマイクロのみの対応となります。従来使っていたメモリースティックDuoやSDカードの利用はできません。

メモリーカードの種類が違ってしまい、これらのメモリーカードだとアダプターを装着しないとPCへの取り込みもできそうもなく、面倒に思えますが考えてみるとこのモデルはWi-Fiを搭載しているのと付属のマルチステーションを使えば非接触で画像データの転送ができるようになります。

しかも充電も非接触で行いますので一度バッテリーやメモリーカードを入れたらフラップを開けることはあまりないのかもしれません。


★ソニーストア microSDメモリーカードのご案内はこちらから 

ちなみに今まではあまりこのマイクロSDやメモリースティックマイクロを使うソニー製品というのはありませんでした。DSC-TX300Vの注目度はかなり高いですし、大ヒットする初めてのマイクロSDカード利用機種になるかもしれません。

普及度が違うので、たぶん大丈夫だとは思いますが、もしかすると一時的な品薄になるかも?という予想も出来てしまうので、DSC-TX300Vと同時購入をするのではなく心配な方は早めにメモリーカードだけオーダーをしておくと良いかも。

私も16GBのマイクロSDカードを先に購入しておきました。(^_^)v

さて、そのマルチステーションがこちらです。TransferJetと非接触充電スタンドを兼ねていて、これに乗せるだけで本体の充電とデータ転送ができる仕組みになっています。

DSC-TX300Vの本体価格が49,980円となっていますが、Transfer Jet ステーションの「TJS-1」は単体で13,419円するんです。これを計算に入れるとサイバーショット本体の価格は35,000円分くらいって感じになりますかね?

なお、この写真は間違った使い方で、液晶画面を上にしてマルチステーションにはペタッと倒す様な形でセットします。よく見るとマルチステーションには溝がついていますが、これがサイバーショットDSC-TX300Vの形になっているので、ぴったりとここの溝のところにはまる感じになっています。

Transfer Jetとか実際に使ってみるとわかりますが「非接触通信」とはいえ、電波で通信できるのってすごく短い距離なのでぴったりと場所を合わせないと通信ができなかったりするんです。こうやって溝が掘られてしっかりと場所を固定できると、安定した通信ができそうです。

なお、充電にかかる時間ですがマルチステーションを使うと225分(3時間45分)で、マイクロUSB端子を使うと115分(1時間55分)という目安になるそうです。いずれもACアダプターを使っての場合となっているので、PCのUSB端子からマイクロUSBを使っての充電だとここまで短い時間では充電はできないのかも。

それでも急いで充電するときはマルチステーションを使わずに直接コードをつないだ方がよい、というのは覚えておくと良いですね。

 

防水機能、非接触充電などの数々の技を持っているDSC-TX300Vですが、中でももっとも注目されている機能がこれではないでしょうか? Wi-Fi機能の内蔵です。無線LANを使って写真データをPCやスマートフォンに飛ばすことが可能となっています。


Eye-Fiカードとは違い、カードが自動で無線LANを使って画像を飛ばすということはなく、DSC-TX300V側でWi-Fiモードに入れてそれからPCなどの端末を使ってサイバーショットの中にアクセスして必要な画像を転送指示する、という流れになります。

サイバーショット側の操作としては、まずは再生モードにします。そして画面の左下にある「Wi-Fi」アイコンをタッチして無線LAN転送モードに入れる準備をします。

スマートフォン転送の画面になりますが、ここで再生中の画像を1枚だけ、もしくは撮影日が同じ画像すべて、もしくはカメラ内の画像すべてのどれを転送可能にするかを選びます。

あとはこれでスマートフォンに指定した画像を公開しているので、スマートフォン側で操作をして画像を転送する作業を行います。

スマートフォン側ではどうやって画像を引っ張り出すのかというと、専用のアプリを使うことになります。そのアプリの名前は「PlayMemories Mobile」です。

実は「PlayMemories Mobile」はすでにAndroidマーケットで公開されていて、XPeriaやSony Tabletなどでダウンロードすることができます。対応している機種は今のところDSC-TX300Vだけなので、これをインストールしても何もできないんですが、スマートフォン側の操作がどうなるのかご覧になりたい方はこちらでチェックされると良いと思います。

検索窓で「PlayMemories」と入力して探してみてください。(ちなみにDSC-TX300Vがないと何もできないアプリです。今のところはなにも試せないんですが、ま、待ち遠しい気持ちをなだめるためのインストールです。(^^;))

 

そして、さらに注目機能がまだあります。GPSログ機能です。これもサイバーショットに搭載されるのは初めての機能です。

従来だとGPS-CS1K、GPS-CS3Kという「GPSユニットキット」という製品で行っていたんですが「GPSログ」というのは、従来のサイバーショットが搭載していたGPS機能とは違います。従来のGPS機能は撮影した場所(モデルによっては方角も)だけを記録するモノになりますが、GPSユニットキットで記録するGPSログは、行動した軌跡を記録するモノ。

PMBやPlayMemories HomeでGPSログを読み込むとこんな移動軌跡を見ることができるんです。

旅の思い出を写真で残すということもできますが、こうして移動したルートを記録に残す、という遊びもソニーならできるわけです。


☆当店ホームページ GPSユニットキット「GPS-CS3K」店員の声

【当店GPS-CS3K関連blogエントリー】
☆当店blog 09.2.26「新型GPSユニットキット『GPS-CS3K』発表」
☆当店blog 09.3.6「GPS-CS3K vs GPS-CS1K の速攻比較レビュー」
☆当店blog 09.3.8「東京ディズニーランドの話」
☆当店blog 09.4.29「新緑の高尾山の話」

GPSユニットキットが登場した2006年から、どこか行くたびにGPSユニットキットを持ち歩いているんですが今年になってから大変なことが起こってしまいました。

後継モデル無しにGPS-CS3Kが生産終了になってしまい、ソニーストアでも販売が終了。現在では商品ページもなくなってしまい、もうすでに製品がなかったことになっているような状態なんです。GPS-CS1KとGPS-CS3Kをひとつずつ持ってはいるんですが、これが壊れちゃったらもうGPSログを記録する手段がなくなってしまう!


と、思っていたら、この新型サイバーショットDSC-TX300VにGPSログ機能が搭載されたというニュースが飛び込んできました。私にとってはDSC-TX300Vはサイバーショットではなく、その撮影機能を無視してでもGPSログ機能だけを利用したい、次期モデルのGPSユニットキットでもあるわけです。

ということで、DSC-TX300VのGPSログ機能なんですが、特に難しいことをする必要もなく、メニューからGPSログ記録を選ぶだけで記録してくれるとのこと。

最長で24時間のログを記録することができて、そこで記録は一度止まるので、続きはまた再度GPSログ記録をする、という使い方になるようです。

本体設定を見てみると、飛行機モードというのがありました。これを入れるとスマートフォンの飛行機モードと一緒でWi-Fi、TransferJetなどの電波を出す機能がオフになるんですが、どうやらGPS機能もオフになるみたいです。GPS機能は電波を出すわけではないので良いと思うんですが、離着陸時のすべての電子機器の通電をオフにするということをしているのかもしれません。

試していませんがGPSログは飛行機に乗っているときは取れないのかも。

GPS機能を搭載しているメリットとしては自動時刻補正、自動エリア補正が利用できる点というのもあります。GPS衛星から正確な時刻信号がくるので、それに合わせてサイバーショットが自分で時刻補正をしてくれるため、カメラの時刻を気にしないで済むんです。

☆当店blog 11.8.15「GPS-CS3Kの写真を撮って時間あわせ」 

GPSユニットキットの時刻表示を写真に撮っておくと、あとからPMBで一気に時刻補正ができるという裏技もあったんですが、それももう使うことはなくなりますね。

あとは気になるのがGPSユニットキットとしてDSC-TX300Vを使ったときに、どれくらいの時間のGPSログが取れるのか、ということです。GPS-CS1Kがアルカリ単3で約10時間~ニッケル水素充電池で約14時間。GPS-CS3Kがアルカリ単3で約15時 間の記録をすることができるとなっていたんですが、DSC-TX300Vだとどれくらいの時間、記録できるんでしょう。

あいにくデータがそれは出ていない様でカタログにも取説にも記載はありませんでした。

ちなみに参考までにバッテリーの容量をチェックしてみるとGPS-CS1Kが当時ターゲットにしていたであろうニッケル水素充電池というのが、このモデルで1.2V、1900mAhというものだったはず。電力量は2.28Wh位のモノを使っていて、これで約14時間使えていたというわけです。GPS-CS3Kになってスタミナ性能は約1.5倍に伸びていて、メーカー公表値はありませんが、ニッケル水素充電池で約21時間は使えていたはず。

これが従来のGPSユニットキットのスタミナ性能になります。

DSC-TX300Vに使われるバッテリー「NP-BN」を見ると3.6Vで630mAhとなってます。電力量は2.27Whになります。なるほど、サイバーショット用のバッテリーNタイプひとつでニッケル水素充電池の単3電池1本分くらいの容量になるようです。

バッテリー容量から考える� �DSC-TX300Vも21時間以上のGPSログ記録はできそうです。

 

こういうのは日進月歩なのでもっと省電力化されていそうなものなので、もうちょっと長時間記録を期待したいというか、GPSログを間違えて記録しっぱなしにしてしまうと1日経ったところでバッテリーが半分になっちゃうのか?とも思えたりするんですが。。。ここで未確認情報ながらいい話があります。


CP+でお話を伺ってみたところ、ちゃんとした計測データはないものの、試用のため使ってみたら2日間使えた、ということをおっしゃっていたんです。1日200枚くらいずつ撮影して2日間使えた。GPSログもそれで取っていたそうなので、相当なスタミナ性能はありそうなんです。

ま、この辺りは実機が来たところで当店で検証をしてみたいと思っているんですが、ちょっと期待がかかります。サイバーショットDSC-TX300Vのスタミナロケなんですが、どこが遠くまで行かないといけないですねぇ♪

 

その他、DSC-TX300Vをいろいろといじくり回してみると従来のモデルでは見たことのないアイコンがあちこちに見られます。

カレンダー表示機能とか、まるでPMBを内包したみたいな画面が出せます。なるほど、このカメラをまるでフォトアルバムのごとく使うこともできそうです。こういう使い方をするならメモリーカードを32GBとか大容量のものにしたくなりますね。

「テレビ鑑賞」というアイコンがありますが、これはマイクロHDMIからテレビに映像出力をするものではありません。なんと、Wi-Fiを使ってDLNA機能で写真を無線でブラビアに飛ばしてしまうようです。

こうなるとサイバーショットというよりもSony Tabletみたいです。

これがブラビアに転送している時の画面。まるでスマホです。これ。

これで防水機能も搭載しているわけで、まさに史上最強のサイバーショットじゃないですか? もう、このモデルは見所だらけです。

 

DSC-TX300Vの発売は3月9日(金)です。ソニーストアでは現在もメール登録を受付中でまだ予約販売はスタートしていません。

昨年秋からカメラ製品の多くは発売日の1週間前に予約販売をスタートさせるので3月2日の金曜日に受注開始するのが一番可能性が高いと思われます。大抵の場合は先行予約販売を開始する前日にメールでお知らせしてくれるんですが、たまに「ここぞ」という製品では先にホームページで受注開始して同時にメールでお知らせをすることがあります。

いずれにせよメール登録をしておくのがお勧めです。

このモデルはオーダーが集中するのは間違いありません。この春の最大の争奪戦になるかもしれませんね。また、追加情報がありましたらすぐにお知らせしたいと思います。

 

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★ソニーストア サイバーショット「DSC-TX300V」のメール登録はこちらから


☆My Sony Club サイバーショット「DSC-TX300V」の購入宣言はこちらから

☆ソニー製品情報サイト「DSC-TX300V」の紹介はこちらから 


☆ソニープレスリリース「Wi-Fi機能を搭載し、スマートフォンをはじめとした機器連携機能を強化 新開発有効約1820万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、撮影能力も向上した"サイバーショット"『DSC-TX300V』など2機種発売」

☆当店blog 12.1.30「防水&WiFi搭載の最強サイバーショット『DSC-TX300V』発表」 

 



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